「空母 いぶき」

映画公開初日に観てきました。レイトショーの20時台でしたが結構お客さんいましたね。

ネタバレは一切なしじゃ。

さて、映画を観に行った方で単語が良く分からない方がたくさんいたのでは・・・。

そこで用語が分かれば映画も楽しめると思うので勝手に用語解説をします。

階級編

佐官:一佐、二佐、三佐(旧海軍の大佐、中佐、少佐に相当。数字が少ないほうが階級が上)

尉官:一尉、二尉、三尉(旧海軍の大尉、中尉、少尉に相当)

三尉以上を士官と呼び、待遇が違います。


操艦編

面舵:右に曲がる事、面舵一杯は右にめいっぱい舵を取る行為

取舵:左に曲がる行為、取舵一杯は左にめいっぱい舵を取る行為

後進一杯:全速でバックします

ヨーソロー:よろしい、などの意味

ジグザク航行:乃字運動とも、攻撃をかわすための行動


数字編

1234567890:聞き間違い、言い間違いを防ぐために、イチ、ニ、サン、ヨンではなく、

ヒト、フタ、サンなどと呼ぶ。12時30分だとヒトフタサンマル時と発言します。

A,B,C,Dなどの呼び方:アルファ、ブラボー、チャーリー、デルタなどと呼びます。

船の速度:ノット。1ノットは1海里(1852メートル)を1時間で進む速度。つまり時速1.852キロ。30ノットは時速約55キロに相当。領海は12海里なので22キロは日本の主権が及ぶなど。

マイル:距離の単位。1マイル=1600メートル相当。20マイルだと32キロくらいかな。


装備編

スキージャンプ:艦載機の発艦するための設備。

主砲:護衛艦搭載の艦砲。3インチ(76ミリ)または5インチ(127ミリ)砲を搭載。

一般的に口径が大きいほうが射程、破壊力が大きい。

CIWS:シーウス、シウスと発音。20ミリ機関砲。近距離防御用の火器。

魚雷:水線化を進むミサイルみたいな武器。潜水艦の主力兵器。

アスロック:対潜ミサイル。海面に着水後、魚雷となり攻撃します。

スタンダード、SM-Ⅱ:艦対空ミサイル。敵ミサイルや敵航空機を迎撃する兵器。

ハープーン:艦対艦ミサイル。

デコイ:囮魚雷。敵魚雷を引き付ける装備。

フレア:敵のミサイルを引き付けて回避する装備。

チャフ:敵ミサイルに目くらましをする装備




画像は はつゆき型護衛艦の「さわゆき」の3インチ(76ミリ)速射砲です。

こちらはアスロック発射機です。↓

こちらはCIWSです。↓


こちらはハープーン発射機(弾頭は中に入ってます)です。↓


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