~外貨MMF運用状況~

平成15年(2003年)より大和証券で外貨MMF(豪ドル)と平成18年より外貨MMF(Nzドル)を持ち続けています。この商品は公社債投資で毎月分配金が出てそれを対象通貨で再投資する金融商品です。

シニアに一時期人気の毎月分配型投信と類似してますが分配金は再投資でしか受け取れない事が差異ですな。

それでは運用実績を見ていきます。

外貨MMF(豪ドル)↓

取得データ(豪ドル):2003年5月28日

買い付け金額:5万円

口数:64,021口

約定為替:78.10円/豪ドル

現在:2019年5月4日

買い付け金額:5万円

口数:97,569口

平均約定為替:80.92円/豪ドル


~運用概況~

2003年より2019年まで17年間運用を行い、分配金再投資を行った結果、口数が

64,021口→97,569口に増加(1回あたりの最大投資口数は70前後)

これを年率で換算すると2.85%程度になります。

インフレ率が2%と考えれば、まあないよりマシ程度の金融商品かな。為替の影響を受けますので(平均約定為替に対して現在は豪ドル高なので為替差損状態)そこは注意が必要です。


同じく外貨MMF(Nzドル)↓

取得データ(Nzドル):2006年10月17日

買い付け金額:5万円

口数:62,933口

約定為替:79.45円/Nzドル

現在:2019年5月4日

買い付け金額:5万円

口数:85,584口

平均約定為替:78.92円/Nzドル


~運用概況~

2006年より2019年まで14年間運用を行い、分配金再投資を行った結果、口数が

62,933口→85,584口に増加(1回あたりの最大投資口数は70前後)

これを年率で換算すると2.5%程度になります。

豪ドルに比べますと年利は0.35%ほど見劣りしますね。Nzドルも豪ドル同様為替差損状態になっています。


~~~~外貨MMF総評~~~~

日本円で預金してても資産は増えません!ってフレーズはよく聞きますが、外貨MMFもあんまり増えません、ってのは言い過ぎかな?初期投資額が少ないので複利効果が少ない面も否定出来ませんが。株式の成長率に比べると明らかに見劣りしますが、円での預金よりは多少「マシ」な金融商品とも言えるかもしれない。


直近の外貨MMF分配金の状況です。↓

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